アプリ開発を独学で、というのは難しいことではありません。チャレンジする場合、そう難しいことではないことも少なくないのです。昔は特にプログラミングや専用ツールもあまり発展していませんでしたが、今では専用ツールもあり、かなり簡単にできるようになっています。例えば専用のツールが発展していたり、ウェブアプリケーションとの開発などにより、極端に言えばiPhoneでもAndroidでも差分なく動くアプリを簡単に作れるようになっているのです。

ただ、チャレンジするのなら様々なところに気を配らなくてはなりません。ひとつはデザインです。アプリのデザインや見やすさ以上に使いやすさという側面を考えなくてはなりませんので、学習する内容はプログラミングだけではなく、デザインにまで及びます。また、人によってはサーバー管理やアプリ運営などを学習しなくてはなりません。このため、学習する範囲がかなり広くなっており、その分学習するのに時間がかかる傾向があるのです。

また、もし公開したアプリを広くいろいろな人に使って欲しいと思うのなら、使ってもらうアプリを広く運用してもらう知識やテクニックが必要になるでしょう。たくさんの人に使ってもらうためのサーバー管理やセキュリティについても興味が出てくるかもしれません。新機能を搭載させたかったら、その新機能についてのノウハウや技術などを新しく学習したくなることも出てくるでしょう。自分だけで使うのでも、学習することは広くなるので、その分忙しさは増します。